美容室経営者と共に・・・

社長が売上(戦略)に集中できる環境を作ることで中小企業の発展に貢献します。

美容室の経営計画書について(外部環境分析のところ‥)

毎年年末が見えてくると皆さん次年度の経営計画をつくる時期になります。

そこでいつも気になる事があります。

いつもの通りのフォーマットを使うわけですが
慣れておられるオーナーさんは勉強されてカスタマイズされていますが
まだ慣れていないオーナーさんはフォーマットをそのまま利用するわけです。

私の場合2つ気になるところがありまして
どこかというとSWOT分析の外部環境の欄(機会•脅威の欄)が気になります。
“外部”環境という事なので基本的には自社ではいかんともしがたいものが含まれるわけですが

よく利用しているフォーマットに記載されている項目が内部環境(強みと弱み)と同じため
混乱する方がおられるのではないかと思います

外部環境は
①国の政策:法律に関する事、国の起業支援政策とか
②経済全体の状況:景気に関する事とか
③社会全体の状況:人口分布、平均所得の推移
④技術革新の影響:新しい技術
という事で
この国の政策(市町村も含めて)から人材に、資金繰りに、立地にどんな追い風、向かい風が吹いてるのかって話だと思います。
(あと近所の競合店も自社ではどうしようもないので外部環境になります。だけど「近所の競合店と比べてうちの店はここがイケてる」という言い回しにすると内部環境です。)

①内部環境は自社が主語の話
②外部環境は外の世界の話

ちょっと気になったんで・・・

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