美容室経営者と共に・・・

社長が売上(戦略)に集中できる環境を作ることで中小企業の発展に貢献します。

自立型人材まとめ

 

どういう人材になってほしいか

自立型(自律)人材っていっても言う人によって具体的にどんな行動のできる人かそれぞれイメージがあると思います。
 
最近読んだ本にもう一段階踏み込んだ定義が書いてあったのでシェアしたいと思います。
 
〔自立型人材の考え方〕  
■プラス受信  
・物事を客観的に受け止める  
・他人の発言、行動を好意的に受け止める  
・問題をチャンスとして受け止める  
■自己依存  
・他人や会社に期待しない  
・何事もまず、自分から考えて行動する
・すべてのはじまりは自分にあると考える  
■自己管理  
・常に夢を確認し、今、行動していることの意義や意味を理解している  
・自分をやる気にさせる方法を知っている  
・やる気のない人が気にならない  
■自己責任  
・ 問題から逃げず、真正面から受け止める
・自分自身に原因を見いだし、何事も自分の出番に変える  
・ 問題や失敗を他人のせいにするのではなく、自己成長の機会にする  
■自己評価  
・他人の評価に振り回されず、自分自身を厳しく評価する  
・常により高いレベルを目指して、全力を尽くす  
・他人が見ていないところでこそ努力する  
 
という感じで載っていました。

  

まだまだわかりにくい部分もあるかと思います。
それぞれの会社の考え方や理念で変わってくる部分もあるでしょう。
文章にする場合どこまでわかりやすくするかの基準として『新入社員でもわかるか』という基準で見るべきだと思っているのですが、
ある意味このリストは会社からの『こういう人材になってほしい』という発信や『考え方についてのマニュアル』としても使えるのではないかと思います。
 

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社風は戦略にしたがう

 

社風

 

自分の会社をどんな社風にしたいですか?

例えば

上意下達のような軍隊風

上司にも意見できる今風

目標は絶対達成するのが当たり前の雰囲気

 

逆にマイナスなパターンは

残業してれば頑張ってるように見られる雰囲気がある

なあなあでそこそこ売り上げていたらOKな社風

 

いろいろあると思います。

 

自分としては

上司にも意見を表明しやすくて

目標は達成して当たり前

会議では過去の原因追及でなく未来の行動について

を自然にできるのが理想的な社風だと思っています。

 

しかし、会社やお店ではその成長ステージに合わせて

また、その業種、その業界での戦略に合わせて

上意下達の軍隊式がぴったりの場合もあります。

 

だから私は“社風は戦略に従う”

が正解だと思っています。

 

その組織における自動思考

こんな場合にはこうする

の集合体が社風だと思っています。

 

こんな社風にしたい

もっと業績の上がる雰囲気に

もっとスピード感のある意思決定のできる組織にしたい

 

いろいろと考えれれているかと思います。

社風ってどうやったら作れると思います?

 

社長視点で見れば

毎日朝礼で「こうしたい」「ああしたい」をずっと言い続け

実践し続けることかと思います。

 

社風を作るのは理念や経営計画

ではなく社長や部署のリーダーの

普段の言動、決断

で形作られるものかと思います。

 

 

自分のできることとしては

社長の実践チェック

言ってるだけではぶれるといけませんので

文書化、規定化、会議の質のチェックで

望ましい社風の形成に 貢献できると思います。

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ボジティブ教と実力、そして継続こそ力


願えば叶う

そんな本が
本屋さんにいっぱいあります。

本当に願ってるだけで叶うかなぁ?

もちろん皆さんそう思っていると思います。
私も一時期読んでみましたがしっくりきません。

確かに「楽に成果がでる」と言われれば気になります。

そんな本に感化されすぎて実力のないまま本気出したらなんでもできると思っている人のことをポジティブ教の信者というらしいです。

で、楽に成果が出るって謳ってる商品他にもありません?

例えばダイエット
ずっと不思議でした
がんばったから痩せるんであって
がんばらなくても痩せるなんてありえん
と思ってました。

しかし、よく考えてみるとダイエットの行為をしてる人でなんでほとんどのひとが成果に至らないか

続けてないからですよね

簡単なことでもそれを続けることで成果の出ることはいっぱいあります。

ダイエットの努力
仕事の努力

一つ一つは簡単でも
人間にとっては続けることこそ一番難しいのかと思います。

簡単なことでも続けることが成果を生み出す第一歩かと思います。

いくら口下手で内向的な人間でも
一つの分野の本を20冊も読んだら
そのジャンルのこと喋ったり発信したくなります。

一瞬なら頑張れることを少しづつ続ける事が出来るように

もちろんダイエットでのジム通いみたいにインストラクターの手伝いがあっていいと思います。

実際私もある意味そういった面倒な事をお手伝いするインストラクターと同じ仕事かもしれません。

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美容室が他業種と比べて下に見られる理由

美容室が他業種と比べて下に見られる理由

いろいろあると思います。

私はその中でも待遇面にあると思います。

 

例えば美容室の社会保険未加入問題

これだけのことをして初めて当たり前

税金同様 人を雇用するなら当たり前にかかるコストです。

 

「厚生年金が割に合わない」

「払った分もらえるか分からん」

言い訳です。

 

厚生年金には

死んだ時に家族に補償される遺族年金や

働けなくなった時に補償される障害年金がありますが

それ以上に私が思うのは

自分のおじいさんおばあさん

昔世話になったあの人

その人たちの年金

他人だけに負担させますか?

 ということもあります。

 

その税金と同じように負担して当たり前のものを負担していないから

美容師の地位は上がらないんです。

 

こんな業界だから仕方ない

この考え方“アウト”です。

思考停止の言葉です。

 

会社として自慢できることは

もちろんどれだけ売上をあげているか、どれだけ利益をあげているか

もありますが

 

『どれだけ従業員に渡しているか、どれだけの待遇を用意しているか』

これも会社として自慢できることではないでしょうか?

 

なぜなら

『どれだけ従業員に渡しているか、どれだけの待遇を用意しているか』

ということは

それだけの待遇を用意するに値する(成果を上げることのできる)社員を育てる力

それだけの社員を会社に惹きつける力が

その経営者にはあるということではないでしょうか?

 

 
 

離職する社員さんも大切にしていますか?

「やめます」

経営者にとって「あんたの会社ではこれ以上やってられん」

「この会社は好きだけどここに自分の得たいものはないから」

どちらも経営者にとってネガティブなフィードバックです。

 

その社員さんはもういなくなる人です。

しかし、どういった態度で接していますか?

 

冷たく接していませんか?

 

その態度 残っている社員さんたちにきっちりと見られています。

「うちの社長は社員をただの“コマ”としてみているか“一人の人間”としてきちんと見ているかどっちなんやろ」

 

やめていく社員に対しても大切にその人の存在を尊重して接していれば

残る社員も安心して、会社に対するロイヤリティも上がるのではないでしょうか?

 

この問題にきちんと向かい合っている経営者さんの中には

やめていく社員さんが再就職しやすいように

今までの実績やできる技術の証明書を作ってあげる経営者さんもおられるそうです。

 

そういう懐の深さを見せることで他の残る社員さんの会社に対するロイヤリティをあげて業績の向上につなげませんか?

 

 

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実効性のない方針書・計画書はポエムです

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今から書くことは極端な話が含まれているかもしれません。

「違うやろ」と思う方もいるかもしれません

しかし、前職でいろいろな経営計画書方針書を見てきて

「この内容では実行出来んぞ」と思いながら

自分の伝える勇気のなさに本当に後悔してきました。その反動です。

(見せていただいたのに指摘できなかった皆様すいませんでしたm(_ _)m

 

夢、仲間、絆、希望、笑顔

経営計画書なのにこんな言葉が並んでいます。

 

経営の現場は学校ではありません。

計画書は具体的に

具体的、わかりやすく

結果がどうだったか、進捗状況はどうかを確認するために計測可能、数字になっている

どうやったら達成可能かの道順が見えるもの

成し遂げるのかが明確

期限が明確、今日やるなど

(目標設定のSMARTの法則を噛み砕いてみました)

が書かれているいるものです。

それを見て人が動きます。

 

そう、経営計画書は人に具体的に動いてもらうためにあります。

(それを見て自分がどう行動すればいいかがわかる)

 

ただし経営理念にこういった

夢、仲間、絆、希望、笑顔

という言葉は有効です。

 

なぜならそこで働く人たちの平均年齢が若いから

 

夢、仲間、絆、希望、笑顔

と言った言葉は

「フワッ」としてます。

まるで雲のように掴みどころがありません

 

しかし、「なんとなくいいなぁ」という空気を作ることができます。

で、創業者の思想や信条もしくは哲学を表した理念は雰囲気、社風を作るのに有効ですが




こと経営計画書に関しては

自分も含めて社員さんに動いてもらわないといけません。

 

よく言われる。

5W2Hももちろんですが

 

 なぜしないといけないのか

 それはこの目標の達成のため

 それは業績にとってどれだけインパクトがあるのか。

 

 なぜこの人がしないといけないのか。

 それはあなたが一番得意だからからなのか。

 それはあなたにこの仕事が自分で判断してできるように成長してほしいからなのか。

 

これを説明できるところまで行ければ

絶対社員さんは動いてくれます。

 

そこで動かん人間は

諦めていいでしょう。

 

オーナー

マジで

人の動く経営計画書つくりましょ

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経費にはどんな種類がありますか?

売上

それは経営者にとって一番欲しいもの

 

しかし

経営者と会社にとって一番必要なものは

“利益”ただこれ一つ!

 

会社組織である以上

投資組合とか「儲かったらハイ終わり」

ってものと違い続けていくことに意義があります。

(その理由については今回は端折っときます)

 

続けるためにはもちろん仕入れや投資のためのお金が必要です。

そのためのお金が借入と資本金そして利益です。

 

もちろん利益の上げる力のない相手にお金を貸す人や出資する人はなかなかいないので

結局のところ利益をどれだけ“残せるか”が会社の継続には必要なことです。

 でどうやったら利益が残るかというと

 

売上をあげるから利益が残るわけですが

売上から利益にたどり着く道はそれほど簡単ではありません

まず売上として会社が獲得したお金は

 

使います。使われます。持って行かれます。

もちろん会社の存続に必要だからでしょう

 

その使われたお金「経費」にはどんなものがあるかというと

①顧客獲得に繋がる経費

②お金や物を動かすための経費

リスクヘッジのための経費

④ムダ

と言えます。

 

でその残りが

⑤利益

 

というわけです。

 

売上から利益を残すためには

「管理」という行為が必要ですがそのためには

まず、どんな経費があるのか、その経費はどんな“特徴”があるのか、分類していくことから始まります。

 

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